2024年謹賀新年

新年早々情けない件を前向きに変えたい話。実は物忘れが一段と激しくなってきて、いろんな事を思い出せずじりじりすることが増えてストレスが溜まる一方なので、こまめにメモを取ろうというのが2024年の抱負の一つ。でもXやInstaは後から探しにくいし、noteやはてなもやってはみたものの、結局好き勝手できるのはWPだったので、このブログを再開することにしました。

ヴェラ関係は基本Insta、思いついたことをぼそっと呟くのはX、SNSで書ききれない感想などの自分メモはこのブログで、というふうに分けて、うまく使い分けるというか付き合っていくのが理想。たまに覗いて頂けたら嬉しい。どうぞよろしくお願いします。(プラグインのメンテなどは追々)

初詣

酉の市の提灯と正月の奉献酒樽は、各々意匠を凝らしたものがずらりと並ぶ様がとても楽しい。でもこの酒樽全てがお神酒として使われるわけじゃなく、御神酒なのは豊島屋という酒屋の「金婚」っていう銘柄一種なのは今年知った。

『酒蔵紹介』
豊島屋本店は、慶長元年(1596)に神田鎌倉河岸(現在の千代田区内神田)において創業した東京最古の酒舗です。居酒屋のルーツとも言われております。弊社の清酒 「金婚」は東京の別格神社である明治神宮、神田明神の唯一の御神酒です。その二社にお納めされておりますのは、清酒「金婚」のみです。

【金婚正宗】株式会社 豊島屋本店

お屠蘇でと思ったものの一升瓶買って飲み切る自信は全く無いので、来年は豊島屋に行ってちょろっと飲んでみたい。

立ち飲み居酒屋「豊島屋酒店」
https://kanda-square.com/shop/toshimaya/

酒樽といえば。

この奉献酒樽を見て、そういえば昔のVogueかなんかに、こういう酒樽の前で撮ったやつがあったよなと思いだした。アヴェドンxべルーシュカの北海道ロケの号じゃなかったかと思って、引っ張り出したけど違ってた。

地獄谷ロケでの美しいファッションシュートが有名な1966年のVogue。Photo by Richard Avedon.

やっぱりね私の記憶もいい加減なもんだな!と思ったわけだけど、一体あれは何の雑誌のページだったんだろう。酒樽の前でモデルが横向きで写ってるモノクロ写真だったんだけどね。ああ、じりじりする。。

今年出会ったVera

ヴェラ・ニューマン/ベラ・ニューマン

今年もいい感じのVera Neumannに出会えたので数着お迎えしました。
特にこのバラと花瓶のブラウス。スカーフやテーブルマットではたまに見かける柄なのだけど、ブラウスを見たのは初めて。シルクでコンディションも悪くなかったので即決しました。

この柄でポリやコットンだと野暮ったくなりそうだけど、薄い絹なのでどぎつくも無く軽やかだし、てんとう虫が肩や裾にチラチラ飛んでいてとても可愛い。丈が短いので着方が難しそうだけど、綺麗な色のサブリナパンツとか合わせてみたい。

ヴェラ・ニューマンの服の蒐集歴はそこそこ長いと思うけど、まだ見たことのないプリントが次から次へと出てくるから面白い。来年も素敵なヴェラに出会えますよーにと願うばかりです。

兼高かおる 世界の旅

買ったものではないけれど、8本目は今年観たTV番組でかなりテンション上がった「兼高かおる世界の旅」を。

一昨年録画して、そのうちきちんと感想あげようと思っていたのをようやく完遂。多分この頃の英国情報で、お城でもビッグベンでもないロンドンをTV放映したのって、これが初めてなんじゃないかと思う。

途中フォロイーさんから「兼高かおる 世界の旅にフィル・スペクターが登場した記憶がある、と聞いたことがある」という情報も流れてきたりして相当盛り上がった(わたしが)(一人で)

Mods Maydayの前にTwitterに流したのを転載します。

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1968年、おそらく日本で最初にスウィンギング・ロンドンのレポートをしたと思われる番組「兼高かおる世界の旅」で、明日への気分盛り上げましょう。これはマリクワで試着する兼高さん。通常より「へえ」とか「なるほど…」の回数が多い芥川さんが微笑ましい回です。(1/7) #モッズメイデイは今週末

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(画面にはCM撮影中の水着女性)
芥:あれっ、こりゃ大変だ
兼高:ふっふっふ笑)これでもロンドンの道なんですのよ
芥:なーるほどねえ、これは驚いたなあ。

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兼高:こちらはカーナビーストリーツと言いましてね、若い世代の奇をてらったような人たちが集まる道なんです。お店の外にもいろいろとサイケ調の色を塗ったりしましてね。
芥川:あー(感心したように)カーナビーですか、日本にもカーナビー、グループサウンズがありましたね。

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兼高:こちらがカーナビーストリートから若い世代が引っ越してきたキングスロードなんですの
芥川:あ、すごいミニだなこれ
兼高:この頃では外国人がロンドンに来てまず身につけるのはこの超ミニスカートなんですのよ
芥川:結構なことですね!

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(ミニスカートが流行った理由)
兼:メリー・クワント、この人がロンドンにミニスカートを流行らせた人なんです。そのミニスカートがなぜ流行ったかといいますと、長さによって税金がつくわけ。ところが英国の政府もさるものでしてね、免税の長さをもっと縮めたわけ(笑)
芥:なるほどなるほど。

兼高:ところが今や短いのに慣れてますからね このメリー・クワンツのお店なんかはそろそろ長めにしてきたんですけれども
芥川:どんどん先へ先へとね。しかしまだまだお嬢さんたちは短いのがお好きなようで
兼高:まして今度の税金の話がありますから。もっと短くなるかもしれませんね笑

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兼:こちらがWAY INというお店なんです
芥:非常に新しいルックのお店なわけですね
兼:ウルトラモダンはここでという
兼:カツラにこめかみに髭…これじゃ親が見てもわからないことになりますでしょ
芥:要するに遊びに行ったりなんかするのにも自分を変えてみたりそういう楽しみなわけね笑笑

Unknown

以上、芥川さんのコメントのように、明日のMods Maydayは自分を変えてみたりお洒落してみたりして楽しみましょう(無理やりのオチ)

ちなみにこの番組はamazonのTBSオンデマンドで観ることができます。#415「おしゃれ今昔」です。どうぞお楽しみあれ。
兼高かおる世界の旅 【TBSオンデマンド】
シーズン1

Twitter 2018/5/18

デヴィッド・ベイリー写真展「Bailey’s Icons」

デヴィッド・ベイリーの写真展が来週末から始まるなんて知りませんでした。(びっくりしすぎて変な声出ました…)

2014年にナショナル・ポートレイト・ギャラリーでやっていた盛大な展覧会「Bailey’s Stardust」の時はInstaに続々上がってくる写真を指咥えて見てただけなので本当に嬉しい!!

私としては、ネットで最も賞賛されてた(と思う)マイケル・ケインのこの超巨大美麗ショットや、ベイリーの撮影風景(だって映画「欲望」のモデルなのだし!)、シュリンプトンやヴェルーシュカ、ペネロペ・ツリー、数え切れないくらいの伝説的なファッションシュートが見たいけれど、レノン/マッカートニーやストーンズのわかりやすい写真になるのかな。。

マイケル・ケイン-デヴィッド・ベイリー

David Bailey by Terry O’Neill, 1965

でもベイリー日本初の個展を開催してくれるのだから文句言ってはバチが当たるね!
大感謝!ありがとうポール・スミス ギャラリー!

「Bailey’s Icons」
会期: 2017年3月25日(土)~5月10日(水)
Paul Smith SPACE GALLERY
東京都渋谷区神宮前5-46-14 3F
TEL: 03-5766-1788
月~金 12:00~20:00/土日祝 11:00~20:00
不定水休

Catherine Deneuve with David Bailey
妻、カトリーヌ・ドヌーヴと。若くて美しいカップル。

David Bailey and Penelope Tree, London, 1965
モテというよりタラシな感じが(いや、実際そうなんだと思う)すごく好き笑

Veruschka Von Lehndorff & David Bailey, 1961.
↑この61年のベルーシュカとの写真が
↓ 66年映画「欲望」のイメージになり…
映画「欲望」Blow up

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↑この65年にベイリーがVogueのために撮ったmoyra swanのタイツ写真が
↓ 85年にカウントダウンのコンピになって、そして私はネオモッズ沼にハマったのでした…
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【Vera】トルソー到着

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トルソーが届いたので試着させてみた。
基本的に自分が着る、着たいものを集めているので、幾何柄が多め、コントラストは強いけど落ちついた色目のものが多い。なので、明るい色柄のヴェラを持っている方はぜひ着てきてほしいなと思う。

ヴェラ展まであと8日!週末はアイロン掛け50枚と冊子用の写真撮り。時間が無い!晴れて!