被災ペットたちへの支援

先日、被災地のペットたちを支援する団体「ペットのおうち」にささやかながら寄付をしました。

ここに決めた理由は、どこにしようか調べ始めた時タイミングよくTLに流れてきたっていうのもあるけど、犬や猫に限らず、鳥や小動物、爬虫類などにも対応するとしているのがいいと思ったからでした。支援を申し込んだ人には、スポンサーのピュリナのフードや物資を2、3ヶ月分届けるらしい(ってここまで書いて思ったけど、猫様はお口に合わないとすぐにハンストするから一苦労しそうすね…)何はともあれ、これからもうちの豆豆さんのフードや猫砂を買う度に、どこかしらの団体に支援していこうと思っています。

被災地支援 「被災ペットへのピュリナワン(ドッグフード、キャットフード)、その他フードや必要物資等の無償提供 申込受付」/令和6年 能登半島地震 被災地支援プロジェクト :: ペットのおうち
https://www.pet-home.jp/stories/post-8842.php

地域ごとの預かり(老犬老猫の対応含む)や相談はアニドネの一覧がわかりやすかったです。我が家は猫がいるので、被災時でも避難場所には行けないと思っておかないといけません。災害時の備えの一つとして、ペット便利サイトのブックマーク集を作っておいた方がいいなと思いました。

公益社団法人アニマル・ドネーションは、動物専門の寄付サイトを運営する中間支援組織です。動物福祉向上のためにがんばっている人(認定団体)と、支援したいキモチ(寄付)をつないでいます。ご寄付は39の認定団体に届け、その活動内容や資金の使い途まで見守っていきます。
公益社団法人アニマル・ドネーション
https://www.animaldonation.org

ヴェラ・ニューマン-犬柄のシルクスカーフ-1950年代

これはヴェラ・ニューマンの小さなシルクスカーフ。ロゴが古いタイプなので50年代前半のものと思われます(ファンブック14ページ参照)ヴェラさん、犬4頭、猫2頭と仲良く暮らしていたそうで、いくつもの写真が残されています。被災地の皆さんとペットたちも、一刻も早く穏やかな暮らしに戻れるよう祈っております。

「ヨコハマの輸出工芸展」協力参加のお知らせ

ヴェラ・ニューマン ファンブックVol.3を作るきっかけになった横浜スカーフですが、この度、その数万点にも及ぶアーカイブを保存している横浜市歴史博物館の企画展に微力ですがご協力することになりました。

横浜では幕末期の開港とともに、文字通り「港を開く」ことによって海外との貿易はもちろん、それにともなったさまざまな文化の往来がはじまり、その時代のニーズに合わせた商品が輸出されてきました。
本展示では、横浜から海外へ向けて輸出された工芸品の中から、横浜眞葛焼、横浜芝山漆器、横浜彫刻家具、横浜輸出スカーフの4つをとりあげ、「横浜発、世界へ」と渡った品々とともにその歴史の一端を概観します。

この「横浜輸出スカーフ」の中に私が所有しているスカーフがありまして、それがご縁となりました。そして会期中、横浜市歴史博物館のショップで拙著ヴェラ本のVol.2、「ヴェラ・ニューマン ヴィンテージコレクション1950s-1970s」を販売して頂けることになりました!

スカーフについている小さなタグにあったMade in Japanの文字から、このような展開に広がってワクワクしますし、ほんの少しヴェラニューマン展の開催に近づけたかも!ととても嬉しく思っています。

スカーフ展示は数点とのことですが、それ以外にも「横浜眞葛焼」(よこはままくずやき)というやきものや漆器なども展示されます。横浜に窯があったのは今回初めて知りました。漆器も家具も立体的な造作が美しくされていて海外で人気が出そうな工芸品だと思いました。皆さま、お近くへお出かけの際はぜひお寄りください。

企画展ヨコハマの輸出工芸展

なお、ヴェラ本のVol.2「ヴェラ・ニューマン ヴィンテージコレクション1950s-1970s」、横浜スカーフについて書いたVol.3「ヴェラ・ニューマン ファンブック3「特集:野生のヴェラ at ヨコハマ」はオンラインショップBOOTHでも頒布中です。

>> kiet6のBOOTH SHOPはこちら

滝口由紀江著:ヴェラ・ニューマン ファンブック 〜1950〜70年代のアメリカを彩ったテキスタイルデザイン
滝口由紀江著:ヴェラ・ニューマン ファンブック3「特集:野生のヴェラ at ヨコハマ」

【ヴェラ展】ネットでのファンブック予約について

昨日は暑い中、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!
コロナ、フジロック、夏休み、と心配なこと楽しいことがいろいろある中、ヴェラ展に立ち寄ってくださったこと、とっても嬉しく思っています。

●ファンブック予約について
会場では、ファンブックのご予約、楽しみにしているとコメントもたくさんいただきました。ありがとうございます。

が、ネットでのファンブック予約は、海外からの要望などもあり準備が遅れております。明日8/1夜にはご案内できると思いますので、お待ちください。ネット予約期間は1週間を予定しております。この期間内にご予約いただいた方には、必ずお届けします。

※20冊程度は余分に刷りますが、ご予約以外の方は先着順になります。在庫や費用の問題もあるためご了承ください。

【Vera】ヴェラ展のチラシが届く

チラシが上がってきた。

前回(2016年)は、準備が本当に遅れに遅れまくってチラシを作る余裕も無く、会場地図を載せたポストカードでお茶を濁したという状態だったのを思い出した。

そのポストカードだって会期1週間前くらいまで慌てて撒きに行ったりしてたし、冊子に至っては展示最終日に会場着というグダグダな有り様。開会前日に徹夜でポップ書いて、当日友人にハレパネ買ってきてもらうなんてメチャクチャな事もしてた。今、次々と蘇ってきてるけど、ひどすぎて考えるの嫌になってきたな。呆れず見捨てずに手伝ってくれた友人たちと夫氏には本当に感謝しかない。

それらが前回大反省のうちの1つ(ひとつ!)なので、今回チラシは早めに着手した。でも告知サイトはただいま作成中。冊子は6月末の入稿を目指してるけど、まだ台割り途中。展示方法も詰めないといけない。そもそも手持ち全部のヴェラのリストアップという地味に時間のかかる作業が完了していない。やることは気が遠くなりそうなくらい山積み。

でもしんどくなったら、展覧会が楽しみとエールを送ってくださった方々のメッセージ思い出して頑張ります…今度はオープン前日に徹夜なんてしなくていいように!

その肝心なチラシは、写真の色調整も失敗したし、万年筆のインクのようなブルーブラックにした文字色も明るすぎた。説明文詰め込みすぎるから文字が小さくなってメリハリが無いとか、主催者の名前も忘れてるとか、仕事だったら完全ダメ出ししてるレベル。ですが、ヴェラ愛だけは詰め込みました。どーんと1000枚刷りましたので、これから配りまくります。置いてくださるショップさんも大募集!TwitterかInstaのDMやリプライでお気軽にお申し付けくださいませ。

今年出会ったVera

ヴェラ・ニューマン/ベラ・ニューマン

今年もいい感じのVera Neumannに出会えたので数着お迎えしました。
特にこのバラと花瓶のブラウス。スカーフやテーブルマットではたまに見かける柄なのだけど、ブラウスを見たのは初めて。シルクでコンディションも悪くなかったので即決しました。

この柄でポリやコットンだと野暮ったくなりそうだけど、薄い絹なのでどぎつくも無く軽やかだし、てんとう虫が肩や裾にチラチラ飛んでいてとても可愛い。丈が短いので着方が難しそうだけど、綺麗な色のサブリナパンツとか合わせてみたい。

ヴェラ・ニューマンの服の蒐集歴はそこそこ長いと思うけど、まだ見たことのないプリントが次から次へと出てくるから面白い。来年も素敵なヴェラに出会えますよーにと願うばかりです。